家の価格はどうやって決まるの?
家を購入するに当たって、価格は相当重要な要素ですね。
その販売価格にはどのような要素が含まれているかを見ていきます。
価格交渉のためには先ず相手のことを知りましょう。
- 材料費: 建物の構造や仕上げに使用される材料の費用が含まれます。これには基礎材料、構造材、断熱材、内装材、外装材などが含まれます。建物の品質やデザインによって異なる材料が使用され、それに伴って価格も変動します。
→値下げの余地なし。いい物を選ぶといい値段がします。 - 人件費: 建設作業員、職人、設計士、エンジニアなどの人件費が含まれます。建物の施工や設計、監理などのプロセスに関与する人々の労働費が価格に反映されます。
→値下げの余地なし。人件費を削るとトラブルが起こる可能性が高まります。 - 設計・開発費用: 建物の設計や開発に関する費用が含まれます。これには建築家やエンジニアの設計料、建築許可申請の費用、設計図の作成費用などが含まれます。
→値下げの余地なし。有名デザイナーに頼まなければ問題ありません。 - 土地費用: 土地の購入費用が含まれる場合があります。地域や立地条件によって価格が大きく変動します。
→値下げの余地あり!この後の広告・販売費用が土地費用にも乗っていることが多いです。 - 広告・販売費用: 住宅を市場に出すための広告や販売費用が含まれます。これには広告宣伝費、販売員の給与、展示場の運営費用などが含まれます。
→値下げの余地あり!広告宣伝費を回収するために価格を上乗せしているので、広告宣伝費がかかっていない場合は交渉できる可能性があります。 - 利益・マージン: 建築会社やデベロッパーの利益が価格に含まれます。これは事業運営のために必要な利益です。
→値下げの余地あり!会社は慈善事業ではないので利益追求しています。値下げ交渉の場合は自社の利益分を圧縮するケースがほとんどです。 - 諸経費: 建築工事に関連するさまざまな諸経費が含まれます。例えば、保険料、法的手続きにかかる費用、建設中の監督費用などが挙げられます。
→値下げの余地あり!司法書士などへの報酬などは千差万別なので自分で選定することも可能です。 - 税金や手数料: 住宅購入に伴う税金や手数料が価格に含まれる場合があります。これには不動産取得税や登記手数料などが含まれます。
→値下げの余地なし。
この中でも結構な費用がかかっているのが広告宣伝費です。
住宅展示場もこの広告宣伝費の中に含まれており、モデルハウスの建築費、その中で案内してくれる担当者の人件費、住宅展示場への権利費用など挙げればきりがありません。
これらがすべて住宅展示場で住宅を購入する人に上乗せされているようなものです。
家はどこで購入するのが安いのか?
1、直接メーカーに連絡する
直接メーカーや建築会社に連絡して購入する方法です。これにはいくつかのメリットがあります。
- 中間マージンのカット: 不動産業者などの中間業者を介さずに購入するため、コストが削減される可能性があります。
- カスタマイズの柔軟性: メーカーや建築会社と直接コミュニケーションを取ることで、カスタマイズや仕様の変更がしやすくなる場合があります。
- 直接交渉: 価格交渉や条件の交渉が直接行いやすく、お得な条件を引き出しやすいかもしれません。
2、知人に紹介してもらう(おすすめ!)
知人や友人からの紹介で家を購入する方法です。これには以下のようなメリットがあります。
- 信頼性: 知人の紹介であれば、信頼性が高く、詳細な情報や実際の体験談を聞くことができます。
- 情報の共有: 知人からの情報やアドバイスを通じて、隠れた良い物件や取引条件について知ることができるかもしれません。
- 交渉の強み: 知人からの紹介であれば、交渉の際に相手に信頼を持って接することができ、価格交渉などで有利に進められる可能性があります。
広告宣伝費がかかっていないので、価格交渉でも有利な条件を引き出しやすいです。
3、住宅展示場へ行く
住宅展示場で家を購入する方法も一つの選択肢です。
- 専門家のアドバイス: 展示場には専門のスタッフがいるため、アドバイスや質問に対する回答が得られます。
- 割引や特典: 展示場では特定の期間や条件で割引や特典が提供されることがあります。限定的なチャンスを利用できるかもしれません。
- 実物確認: 実際の建物を見ることができ、その仕上がりや品質を確認することができます。
おそらく最終的な価格は最も高くなると考えられます。
あくまで住宅を購入するにあたっての参考にしましょう。
住宅展示場を見学するおすすめポイント
- 実物を見ることができる: 住宅展示場では、実際の住宅モデルを見ることができます。写真や図面だけではわかりにくい、間取りや空間の広さ、仕上げの質感などを直接確認できます。
- 空間のイメージがわかりやすい: 住宅展示場では、家具やインテリアが配置されていることがあります。これにより、実際の生活空間のイメージを持ちやすくなります。
- 専門家のアドバイスが受けられる: 展示場には住宅の専門家が常駐していることが多く、購入に関する疑問や相談を直接行うことができます。間取りの提案やカスタマイズのアドバイスを受けることができます。
- 複数のデザインや仕様を比較可能: 一箇所で複数の住宅モデルを見比べることができるため、異なるデザインや仕様の違いを直接比較することができます。
住宅展示場を見学するデメリット
- 限られた選択肢: 住宅展示場には展示されているモデルが限られていることがあります。自分の希望に合った完全なカスタマイズが難しい場合があります。
- 独自の要望に対応しきれない: 住宅展示場のモデルは一般的なものであり、特定のニーズや独自の要望に完全に合わせることが難しいことがあります。
- 混雑や時間の制約: 週末や休日には多くの人が訪れるため、混雑することがあります。また、展示場へ行くためには時間を確保する必要があります。
- 実際の場所との差異: 住宅展示場のモデルと実際の建設地との環境や周辺状況が異なる場合があります。展示場では完璧に見えるかもしれませんが、実際の状況に合わせた評価が必要です。
住宅展示場の利用は、実際の住宅購入に向けて検討する際に、物件のイメージをつかむための有益な手段となりますが、上記のメリットとデメリットを考慮して判断することが大切です。
草津住宅公園(ABCハウジング)

草津住宅公園 | 総合住宅展示場 ABCハウジング (asahi.co.jp)
草津市木川にある住宅展示場です。
おそらく私自身最も訪問している住宅展示場となります。
滋賀県で販売戸数トップの一条工務店が3戸も建てている住宅展示場はここくらいじゃないでしょうか。
一条工務店は見学する度に子どもがトミカもらってお世話になりました。
積水ハウスは見学のときに担当して頂いた方との会話で、不動産投資を決意しました。ありがとうございました。中古戸建ですが。
おすすめポイント
・駐車場が広い
住宅展示場正面の駐車場は他の施設との共用駐車場ですが、その奥にも駐車場があるので余程のイベントが無い限りは駐車することができます。
・横にゲームセンターがある
子どもがぐずったときなど、環境を変えて気晴らしをすることができます。
現地へのアクセス
北から来る場合は木川の交差点を過ぎたら左手に入口があります。
片側2車線の道路のため、南から来る場合は木川の交差点を右折、ブロコンビリーが過ぎて1つ目の丁字路を右折します。あとは道なりに進むと住宅展示場の駐車場に着きます。