「Aシート」って何?
Aシートは、JR神戸線・京都線・琵琶湖線の新快速列車で利用できる有料座席サービスのことです。
通常の運賃に追加料金600円を支払うことで、快適な座席や電源コンセント、Wi-Fiサービスなどを利用できます。
Aシートは通勤時間帯だけでなく、昼間や深夜にも運転しており、通勤・通学やおでかけなどで利用することができます。
座席指定制で、基本的には予約が必要となりますが、当日空きがあればみどりの窓口であれば840円、JR西日本のWESTER会員であれば5489(ゴヨヤク)サイトWEBにて600円を決済することで利用することができます。
予約にはWESTER会員の登録が必須!
Aシートを予約するには、JR西日本が運営するWESTER会員に登録する必要があります。
WESTER会員に登録すると、新快速「Aシート」のチケットレス指定席券を購入することができます。
指定席券の現物は、駅のみどりの券売機などで発売されており、別途、ご利用区間の乗車券(定期乗車券、ICカード乗車券など)が必要です。
また、2023年4月28日利用分までは期間限定割引として390円、4月29日以降は600円で購入することができます。
注意点として、指定席券は発売日から7日以内に利用する必要があります。
予約の手順はこちら

1、利用したい区間と日時を選択します

2、選択した日の指定時間以降の便が表示されるので希望する便を選択します

3、乗車券なしのAシートのチケットレス指定席券を選択します。
ここで通常の切符も一緒に購入することができますが、格安チケットなどを利用する場合や、子どもと一緒に乗車する場合など乗車券の価格が変動する場合はAシートの指定席券のみにしておきましょう。


4、必要な座席数を選び、希望する座席を選択します。
子どもでも座席が必要な場合はおとなの人数に含めてください。

5、選択した内容が正しければ決済へ移ります。
実際にAシートに乗ってみた
今回の利用者は3歳と1歳の子供を育てる妻です。
子連れで実家に帰省する機会があり、初めて新快速のAシートを利用してみました。
子連れで電車に乗るときにまず心配なのが、座席が確保できるかという点ですよね。
特に帰省なんてなると大量の荷物もあるわけで…
指定席さえとれれば、そんな心配が無くなります。

今回は一番後ろの席を選びました。
座席は倒せなくなりますが、ベビーカーを置いておくスペースとしては十分です。


荷物置きのスペースも十分に確保されているので、スーツケースがあるときも助かるんじゃないでしょうか。


実際の座席はこんな感じです。
コンセントとwifiが使えるのでパソコンの作業も捗ります。
子ども連れならタブレットPCでの動画鑑賞もありですね。
ちなみにこの600円という金額は距離に関係なく一律なので、長距離になればなるほどお得なんです。
通常の切符+600円で指定席が取れるなんて、とってもお得じゃないでしょうか。
令和5年8月追記
座席予約をしましたが、当日になってキャンセルとなる事例が発生しました!
8月3日で予約しており、当日時間に合わせて駅へ行ったところ、Aシート用車両が無いとのことでキャンセルとなりました。
前日にも予約確認メールは来ていたので気にもしていなかったのですが、残念ながらこのような結果となりました。
おそらくは8月で夏休みの期間と繁忙期、何かしらのイベントと重なっていた可能性があります。
電車に乗れなくなる訳ではないですが、稀にこういったこともあるようなのでご注意ください。