以下の記事内の株価に関しては2022年3月24日15時時点となっています。
・自己資本比率が高いと自由に使えるお金が多いとみなしています。
・配当性向が低いと増配の余地あり、逆に高いと減配の可能性を考慮すべきでしょう。
・配当利回りは株価に対する配当金の割合を示しており、1年間の配当金を元に計算されています。
オリックス(銘柄コード:8591)

オリックス株式会社(オリックスグループサイト) (orix.co.jp)
自己資本比率 22.3%
配当性向 50~60%
配当利回り 3.16%
株主優待 有(100株以上)
株価 2472.5円
通常のNISAでも良くお勧めされている銘柄です。
リース、生命保険、不動産、その他エネルギーや銀行、クレジットなどの多角的な事業を行っています。
株主優待でもらえるカタログの評判が良いです。
オリックスの全国の支店が推薦する商品から選ぶことができるカタログで、3年以上でワンランク上のカタログから選べるようになります。
配当性向は50%強と、少なすぎず、多すぎずといったところでしょうか。
自己資本比率が少なく、仮に赤字が継続した場合は配当、優待ともに減少する可能性もはらんではいますが、ここ数年は比較的堅調な経営を行っているのでしばらくは問題なさそうです。
何かしらの暴落が来た場合、配当利回り5%を上回っていれば買っておいて損は無いでしょう。
ユーエスエス(銘柄コード:4732)

自己資本比率 81.3%
配当性向 90%以上
配当利回り 2.71%
株主優待 有(100株以上)
株価 2049円
配当を継続している銘柄です。
また、株主優待も行っているので、2度おいしいです。
中古車買い取りのラビットの運営が有名ですが、メインは中古車オークション会場の運営です。正解的な半導体の不足による新車製造数の低下によって追い風を受けている業種と言えるでしょう。
配当性向が高めですが自己資本比率が高いため、即配当減といったリスクは少ないと考えます。
株主優待を考慮した場合のおすすめの保有株数は100株もしくは1000株です。
配当利回りは4%を超えていればお宝になるでしょう。
アイカ工業(銘柄コード:4206)

化学とデザインの融合から、新たな価値を生み出すアイカ工業の公式サイト。 (aica.co.jp)
自己資本比率 62.8%
配当性向 60~70%
配当利回り 3.45%
株主優待 無
株価 3095円
メラミン樹脂製の壁板など建築資材などを作っている会社です。
どちらかと言うと対会社での商売を行っています。
自己資本比率が60%強と優良、配当性向も60%強と適当な割合での配当を行っています。
ここ数年は増収を継続しており、安定した経営をしているようです。
株主優待はありませんが、増配も継続しているので今後にも期待できます。
ただ、ロシアによるウクライナ侵攻で原油価格が爆上がりしており、看板商品である樹脂製品の原価にもろに影響してくるのは必至です。
円安もかなり進んできているので、国内向けがメインだと苦しい場面があるかもしれません。
購入の目安は配当利回り4.0%です。
東京個別指導学院(銘柄コード:4745)

個別指導塾・学習塾・進学塾の【東京個別指導学院】 (kobetsu.co.jp)
自己資本比率 72.2%
配当性向 90%以上
配当利回り 4.24%
株主優待 有(100株以上)
株価 613円
個別指導塾がメイン。ベネッセの子会社です。
前期はコロナの影響が大きく収益が大きく落ち込んだため、配当性向は522%という異常な数値となっていますが、今年度に入ってからは堅調な回復を見せています。
前期は配当が減る可能性もありましたが何とか踏みとどまってくれた感じです。
自己資本比率は70%を超えており、安定した経営が魅力です。
また、株主優待では100株以上でもらえる図書カード1500円分が嬉しいですね。
配当利回り4.5%を超えていれば購入しても良いでしょう。
沖縄セルラー(銘柄コード:9436)

沖縄セルラー電話株式会社 (okinawa-cellular.jp)
自己資本比率 81.2%
配当性向 40~50%
配当利回り 3.28%
株主優待 有(100株以上)
株価 5000円
毎期増収増益をお知らせしてくれる優良企業です。
auが親会社となっていて、沖縄での携帯電話の主なシェアを占めており、経営は非常に堅調です。
ここ数年増配を継続している上に、株主優待も行っているという株主への還元意識の強い会社と考えられます。
自己資本比率が80%超えで、配当性向は50%に満たず今後も増配の余地ありでしょう。
配当利回りが4%を上回っていれば買いで良いかと思います。