お金と育児

18歳以下への給付金の10万円は失敗?使い方に悩むなら子どもにぜひ自己投資を!

令和3年11月、再び給付金が決定されました。

前回は令和2年4月20日、給付金の名称は特別定額給付金と呼ばれていましたね。

1回目の給付金のときも何に使うか、という話題が良く持ち上がっていましたが、今回は前回とは少し性格が違い、『18歳以下が対象』です。『もらえるものは何でももらう』というスタンスの方もいるかとは思いますが、今回はその使い道について私のお勧めを紹介していきたいと思います。

おすすめの使い道3選

私がお勧めする使い道はこの3つです。

  • 旅行・体験
  • 株式などの金融資産への投資
  • ブログ開設

きっと大人でもこの使い道は有意義だと思えるものばかりです。

詳しく見ていきましょう!

給付金の詳細はこちら

先ずは今回の給付金の詳細を見ていきましょう。

令和3年11月5日に給付金を予算に組み込む方向で調整に入ったとの報道がありました。

続いて11月8日に自民、公明で協議を行って詳細を詰めました。

ここで前回は現金10万円でしたが、今回は半分の5万円がポイントで交付されるとのことです。

そして重要なのが、給付対象は18歳以下のみで、所得制限を設ける方向で年収960万円を

制限とする可能性が高いです。

16歳から18歳は申請漏れに注意!!

所得制限は960万円ですが、基準は世帯収入としない方向とのことです。

つまり、夫婦でそれぞれ900万円ずつ稼いでいたら給付対象になるということです。

また、給付方法は児童手当と同じ仕組みで行われるとのことですが、児童手当の対象外の16歳から18歳までに関しては個別の申請が必要になるようで、申請漏れには注意してください。

世間の前回の10万円の給付金の使い道

前回行われた特別定額給付金の使い道についてアンケート結果を紹介していきます。

尚、選択肢は複数選択可能としてあるので合計は100%を超えます。

有効回答数は2062でニッセイ基礎研究所ホームページで公開されているアンケートです。

10万円使い道の詳細はこちら

圧倒的1位は生活費の補填です。生活費の内訳としては、ローン返済や、家賃などが大半を占めているとのことです。

その後は2位貯蓄(26.1%)、3位国内旅行(10.1%)と続きます。

10位以内で給付金の目的としていた消費の向上で該当するのは国内旅行(10.1%)、家電等の買い替え(9.7%)、外食(9.0%)、ファッション(5.9%)、家具等の買い替え(5.9%)でしょうか。やはりコロナ禍ということもあって外へ出るという選択肢が著しく割合が低いようです。

そして積極的な消費というよりは生活に充てるといった使い道がほとんどであることから、かなり消極的な使い方とも取れますね。

給付金が出てから貯蓄額が上がっている?

興味深いデータがあったので紹介しておきます。

これは三菱UFJ銀行の決算資料です。

右下の預金推移を見てください。2018年9月からのデータしか記載されていませんが、半年ごとに1兆円、0.7兆円、1.6兆円という上がり幅だったものが、2020年9月では3.1兆円、2021年3月で2.4兆円となっています。

2020年9月の貯蓄額3.1兆円という異常な上がり幅をどう考えますか?

今回の給付金はどう使う?

今回の特別給付金は対象が18歳以下ということで、子どものための給付金という見方もできますね。

また生活費と貯蓄に回る可能性が捨てきれません。

確かに生活が苦しくて食べることさえも困っている家庭であれば食費や家賃に消えていくのは仕方のないことでしょう。ただ、できればこのコロナ禍で抑圧されてきた子どもに投資してあげたいと思うのは私だけでしょうか。

そもそも投資とは何?

話は少し変わりますが、投資というと株や不動産、FXなどを連想する人が多いでしょう。かくいう私もそうです。

投資の中でも自己投資について調べてみました。

実用日本語表現辞典によると、自己投資は、自身の能力的・人格的な成長あるいは美的洗練のために資本(資金)を投じること。自分への投資。あくまでも前向きな(多分に中長期的な)観点に基づき自分のために金を使うことである。とのことです。

一時的な楽しみのために浪費に対して使うものは投資とは言えない。

逆に食事や遊びであっても先に繋がる出費は投資と考える。

私はこのように解釈しました。

せっかくの給付金です。子どもには将来を考えて自己投資をさせてみるのも良いと思います。

そして自己投資を行うなら親の判断だけでなく、子どもと使い道について話し合いをするのも前向きで建設的ですね。

おすすめの使い道3選

私のおすすめする自己投資先3つを紹介していきます。

上から旅行・体験、株式などの金融資産への投資、最後にブログ開設です。

これだけで何となく分かってもらえるかもしれませんが、詳しく解説していきます。

旅行・体験

1つ目は旅行・体験です。

知らない土地へ行って知らない人と出会うというのは何事にも代えがたい経験となります。

これはお金だけでなく、時間も必要とするので、今このタイミングでしか体験できないことや物に感動することができるのはその年齢だけと考えると、いかに有意義がお金の使い方であるか分かると思います。

仮に今それが実感できなくても、将来にその経験は何物にも代えがたい大切なものになるでしょう。

株式などの金融資産への投資

2つ目は株式などの金融資産への投資です。

このままだと身も蓋もないですが、特に株式への投資は子どもに経験させてみるのが良いでしょう。

銘柄選定から投資のタイミング含め、子ども自身に決めさせることが大切です。

どうしてその銘柄を選んだのか、なぜそのタイミングで購入するのかを説明させてみましょう。

1つの銘柄を調べるのにも、かなり幅広く調べたり勉強をする必要が出てきます。

株を購入したということよりもそれまでの過程が非常に有意義となること間違いありません。 日本株は基本的には100株からの購入となっているので、1株から購入できる米国株や、日本株でも分割して購入できる証券会社をおすすめします。

ブログ開設

最後3つ目はブログ開設です。

これも株式購入と同じく、子ども本人にやり方を調べさせて開設、運営も行えるようにしましょう。

年間の料金はサーバ代、ドメイン代合わせて1万円から1万5千円程度です。

パソコンが無ければこの機会に購入を検討しても良いでしょう。

さらに今後収益化も可能になれば、自身で運営をしていくこともできます。

収益化を考えるなら無料のブログより、自身で開設した方が収益化の幅が広がるのでお勧めです。

更にブログでの収益化ができたというのは、子ども自身の大きな成功体験となるでしょう。今後の人生に多大な影響を及ぼすのは間違いありません。

尚、ブログ運営に当たっては、SNS同様にマナーや自己情報の開示などには十分に留意するようにしてください。

私のドメイン契約はお名前.com

私が現在契約しているお名前.comを紹介しておきます。

定期的なセールが行われているので、とりあえずユーザー登録だけ行い初回ドメインの取得が割引になるタイミングを待って契約することをお勧めします。

ドメインによって値段が異なります。

企業等であれば『.co.jp』などの有名なドメインが信用性が上がるのでお勧めえすが、個人で使う分には正直何でも良いでしょう。

毎年更新料が発生してくるので、安いものを選ぶのもアリです。

実際にこのブログのドメインは『.work』を取得しています。

私のサーバー契約はmixhost

紹介が前後したような気もしますが、ブログを始めてから使い続けているのがmixhostです。

私が知る限り、サーバーダウンの無い非常に安定した運用がメリットのサーバーです。

サーバーダウンがあると、本来アクセスできたであろうお客さんがブログを見られなくなります。

金銭的なマイナスが発生するわけではないですが、本来得られたであろう収入が得られない『機会損失』となります。

また何より、wordpressの導入が簡単です。わざわざ専用のボタンが用意してあるくらいです。

使っている人も多いので、「mixhost wordpress導入」検索すればたくさんの紹介記事が出てくるので、迷うことは無いでしょう。

世間的にはConoHa WINGのサーバーのお勧め度が増している感じ

ここ1年くらいではConoHaWINGを勧めているブログが多い感じです。

確かに月額使用料が安くて、ドメインも同時に取れますし、ブログの要であるwordpressにも対応しています。

現在契約中のmixhostがド安定なので、特に乗り換えは考えていないのですが何かしらのきっかけがあれば移行しても良いかもと考えています。

ただ、サーバーの乗り換えはやったことが無いので不安なんですけどね。

まとめ

今回の給付金に関しては交付の方法やその対象に関して、各方面から様々な意見が出ています。決定されたものを覆すのは無理な話ですし、もらえるものはもらっていかに有意義に使うかを考えることも大切なことだと思います。

今回紹介した旅行や株式投資、ブログ開設などに限らず、子どもの経験や体験はお金に代えがたいものです。コロナで苦しい今だからこそ余計に子どもには笑顔でいてもらいたいと思います。